☆ベランダでベタを飼育しています☆
今回はダブルテール♂のヒレが先端からボロボロになってきたので初の塩水浴をして観察します。
上写真から更にヒレがちぎれていきました。
塩水浴塩分濃度0.5%
*塩分濃度0.5%、水1リットルに対し塩5グラム
急な水質の変化を避けるため、最初は1日おいた水道水にベタをいれティーバッグに塩を入れ自然に溶かすといい。
あとはベタの様子を見ながら2~3日に1回全部換える。(今回は2日に1回)
今回は2リットルのペットボトルに先に10グラムの塩水を作りました。
浸透圧による自然治癒とは
水分は、塩分の濃い方へと移動します。分かりにくい方は、漬物の作り方をイメージするとわかりやすいです。野菜から水が、塩分の濃いほうへとでていき、脱水状態になりますよね。
これと同じで、浸透圧により魚の体(水より塩分が濃いほう)には常時、水分が入っています。しかしすべて吸収していては魚も耐えられませんから、表面のぬめり、つまり粘膜である程度は遮断しています。それでも水分に囲まれているわけですから、すべては防げません。
ストレスや体調不良により、うまく排出出来なくなった毒素を浸透圧で手助けする感じです。
塩水浴1週間の観察
ベタの負担も考え最初は1週間様子見です。
ヒレは先端から溶けた様子はなく、尾びれの先端が折れてちぎれたようなカクカクした感じです。
2日に1回塩水は全替え。
徐々に先端から薄い膜状の新しいヒレが伸びてきています。
4日目になるとクラウンテールのような先端が細いギザギザした感じになりかけてきました。
塩水浴5日目の結果
回復の兆しが見えたらやめるべきだった。
写真撮影の翌朝、急にお別れの時がくるとは…(:_;)残念です。
☆同時に池のグッピーのメスが鱗が逆立つ病気にかかっていたので、ベタと同じく塩水浴していましたがこちらは3日目に鱗の状態もよくなりお腹のふくらみもなくなったいたので池に戻しました。その後も元気に泳いでいます。
塩水浴をするときは回復の兆しが見られたら即中止!
今回ベタの塩水浴は本やネットの情報を元に初挑戦でした。完全に解釈ミスです…1週間続けるかと思ってしまいました。
他のベタはヒレに異常は見られなかったので病気というより、ヒレの大きな種類にみられる、『自分でかじる』行動をしていたかもしれませんが原因はわかりません。
とても残念な結果になりました。